情報・システム研究機構 女性研究者支援活動室
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情報・システム研究機構( ROIS )では、「ROIS女性躍進プログラム キックオフシンポジウム」を総合研究棟(立川)2F大会議室にて開催しました。当機構は、平成26年度女性研究者研究活動支援事業(一般型)に採択され、女性研究者のライフイベント支援と女性研究者の研究力躍進のための支援として「ROIS女性躍進プログラム」を実施しています。本シンポジウムは、ROIS女性躍進プログラムとして初めてのシンポジウムでしたが4研究所をはじめとする機構内の研究者・職員、そして他大学や一般の方にもご参加いただき、9名を越える参加者数となりました。
シンポジウムでは、開会の辞、機構長挨拶の後、来賓挨拶として片岡洋氏(文部科学省)から、文部科学省による女性研究者活躍促進プログラムについてのご紹介をいただきました。特別講演では、山村康子氏(科学技術振興機構)より、日本の女性研究者比率の推移やこれまでの女性研究者研究活動支援プログラムの経緯等をもとに、「女性研究者支援・養成プログラムの実績と今後の動向」についてのお話を賜りました。基調講演者の岩田喜美枝氏(21世紀職業財団)からは、「女性はもっと活躍できる!」と題して、なぜ女性活躍の推進が必要か、そして女性・管理職へのアドバイスをいただきました。
続いて、当機構郷通子理事の司会による四研究所長とのパネルディスカッションを行いました。 ROIS研究力アップのために女性研究者自身に、そして人事委員会に期待すること等をテーマに話し合いが進められました。四所長からは、男性の気づかない女性独自のニーズがあれば最大限支援していくこと、そして女性にもぜひ科学分野へ参画して欲しいとの旨、女性研究者をエンカレッジするメッセージが込められていました。そして情報・システム研究機構が今後進める女性研究者支援プログラムの事業内容について、幅崎コーディネーターより説明がありました。
シンポジウムに続く意見交換会にも約30名の出席者があり、女性躍進プログラムを進める上で貴重な交流の場となりました。お忙しい中、ご参加くださったみなさま、ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。当機構は、これからも男女共同参画、そして女性研究者の躍進を推進して参ります。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
岩田喜美枝氏による基調講演 |
四研究所長からのメッセージ(パネルディスカッション) |