情報・システム研究機構 女性研究者支援活動室
このページは2015年8月~2017年3月まで運営されてました女性研究者活動支援室サイトのアーカイブになります
遺伝研の国際化をテーマに、遺伝研に所属する6名の外国人研究者と日本人2名計8名の参加者で意見交換を行いました。
それぞれの所属研究室では英語力に優れた先生方のおかげで、研究を進めるにあたって大きな問題はなく、研究室メンバーとの交流にも不自由は感じていない、と言う声が多くあがりました。
一方で日本語をもっと勉強したいのに英語での会話が中心になってしまう、使用したい共通機器に日本語の取扱説明書しか添付されていない、奨学金の申請が日本語でしか行えないことがあり奨学金を受ける機会が限られてしまう、共同研究の機会を得たいが日本語が話せない外国人にはなかなかチャンスが来ない、日本語を習得して卒業後のキャリアパスの選択範囲を広げたいが、所内と所外には大きな文化的・言語的障壁があることを感じる等、様々な意見がありました。
(ROIS女性研究者活動支援室コーディネーター 中村淑子)