ごあいさつ

サステナブルな「ROIS女性躍進プログラム」に向けて

平成26年度よりスタートした3年に渡る女性研究者研究活動支援事業(一般型)「ROIS女性躍進プログラム」は、折り返し地点を迎えました。本プログラムの礎を築いてきた郷通子理事が退任された今、取り組むべき課題は、本プログラムを一層充実させるとともに、情報・システム機構のスタンダードとして持続させていくことです。

 これまでの約1年半、女性研究者研究活動支援事業のみならず、「機構長のリーダーシップの発揮を更に高めるための特別措置」経費を次世代女性研究者の育成のために充てるなど、機構をあげて、男女共同参画推進と女性研究者の躍進に向けて取り組んでまいりました。その成果もあり、機構の女性研究者比率は上昇しています。さらに、各研究所に女性研究者活動支援室を設置し、ROIS女性研究者活動支援室を中心に、機構全体が一丸となって本プログラムを推進しています。また、本プログラムは、女性研究者のネットワークの構築や研究とライフイベントとの両立に役立っているものと認識しております。

 今後も、特色ある4研究所を擁する当機構の特徴を活かし、女性研究者の比率をさらに伸ばすとともに、女性研究者の研究活動が益々発展するよう「ROIS女性躍進プログラム」を推進してまいります。どうぞご支援のほど、よろしくお願いいたします。


女性研究者活動支援室長・男女共同参画推進委員長

桂  勲

平成28年1月12日