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27年度活動記録

3/11 国立情報学研究所「アサーティブコミュニケーション研修」を開催しました

2016年3月11日
国立情報学研究所「アサーティブコミュニケーション研修」
を開催しました。


 講師に株式会社インソースの石川 あさ子氏を迎え、「アサーティブコミュニケーション研修~研究力向上のためのコミュニケーション」についてのセミナーを開催しました。

 研修では

  • アサーティブであるということ~考え方と行動
  • アサーティブコミュニケーションにおける話の聴き方
  • アサーティブコミュニケーションにおける伝え方

を学びながらグループワークを中心に、研究現場の事例を踏まえながらワークショップを行いました。

 参加者からは「対応の手順がステップに分けられて大変わかりやすい」「クッション言葉についてのアドバイスが印象に残った」「相手の話を聞く時に気をつけることがよくわかった」などの感想が寄せられました。

2/25 国立遺伝学研究所「学術情報デザインセミナー」を開催しました

2016年2月25日
国立遺伝学研究所「学術情報デザインセミナー」
を開催しました。

 

 講師に名古屋大学高等教育研究センターの斎藤芳子先生、金城大学の遠藤潤一先生をお招きし、今さら聞けないデザインの基礎知識やアプリケーション(Powerpoint)の使い方を学び、自分のポスターで実践するとういうセミナーを開催しました。

 研究者にはポスターやスライドによる研究発表の機会が多くあります。そこでは「見てもらえる、なかみが伝わる」ビジュアル表現のスキルが求められます。理論と実践の両面から研究発表ポスター・スライド制作のスキル向上を目指し、デザインの基礎を学んでみたい、自分のポスターがすっきりさせたい、という参加者が出席し対処法例を共有することが出来ました。

 参加者からは「レイアウトの重要性がよくわかった」「自分のポスターにコメントがもらえたのが良かった」などの感想が寄せられました。

2/22 統計数理研究所「研究交渉力養成研修」を開催しました

2016年2月22日
統計数理研究所「研究交渉力養成研修」
を開催しました。

 

 講師に株式会社インソースの石川 あさ子氏を迎え、女性研究者が躍進していくために必要な、対話力・交渉力・コミュニケーション能力アップのための所内セミナーを開催しました。

 企画準備の段階では、講師手配先担当者との打合せを経て企画を具現化し、本セミナーで使用するテキスト内容の一部を作成しました。その際、統数研の女性研究者が直面する状況を想定し、所内女性研究者数名へのヒアリング内容も織り交ぜ、より実状に近いものとなるよう、留意しました。

セミナーでは

「アサーション」という考え方を学びながら、自分らしい、率直なコミュニケーションの練習をする
講義だけでなく、自分の普段の考え方をチェックしたり、参加者同士で話しあったりしながら体験的に学ぶ
参加者が「自分らしい自己表現とコミュニケーション」について、ヒントや新たな気付きを得ること
を目指し、参加者はグループワークを通してお互いから学ぶ姿勢が見られ、各自の考えを深めることが出来ました。また参加者どうしが活発に意見交換するとともに、各自の日頃の研究活動等の場面におけるコミュニケーションの具体的な悩みやその対処法例を共有する機会となりました。

 参加者からは「自分の主張・立場をしっかり持つこと。それに向けて、相手をどう動かすかを考えるということ。」「交渉や相手に事実を伝える、DESC 法が印象に残った」などの感想が寄せられました。

1/28 トップセミナー「女性研究者・女性職員の活躍にむけて:採用・登用とエンパワーメント」を開催しました

2016年1月28日
トップセミナー
「女性研究者・女性職員の活躍にむけて:採用・登用とエンパワーメント」
を開催しました。


 講師として沖縄科学技術大学院大学(OIST)副学長のMachi Dilworth氏、前情報・システム研究機構理事の郷通子氏、本年1月より当機構の理事に着任された藤井良一氏(名古屋大学教授、前名古屋大学理事・副学長)をお迎えし、先進的な取組をしているOISTと名古屋大学の事例を学びながら、当機構の男女共同参画事業を振り返りました。

 そして、女性研究者・女性職員の活躍に向けた課題について、講師の先生方、北川源四郎機構長、桂勲男女共同参画推進委員長をパネリストに、パネルディスカッションを行いました。当日は、85名(機構本部会場41名、テレビ会議会場44名)の参加があり、男女共同参画をテーマに活発な討論が行われました。

 

14:00-14:05 「はじめに」
北川 源四郎 情報・システム研究機構長
14:05-14:45 「OISTにおけるダイヴァーシティへの取り組み」
Machi Dilworth氏 沖縄科学技術大学院大学副学長
14:45-15:00 休憩
15:00-15:40 「名古屋大学における女性研究者増員のための取組みと今後の課題」
藤井 良一氏 名古屋大学教授、前名古屋大学理事・副学長
15:40-16:10 ROISの女性職員の採用・登用とエンパワーメントの現状と課題」
郷 通子氏 前情報・システム研究機構理事
16:10-16:55 パネルディスカッション「女性研究者・女性職員の活躍にむけて」
16:55-17:00 「おわりに」
桂 勲  情報・システム研究機構理事 国立遺伝学研究所長、男女共同参画推進委員長

 なお、トップセミナーの詳細についてはニュースレター第3号にも掲載しています

1/20 統計数理研究所 ランチョンミーティング を開催しました

2016年1月20日
統計数理研究所ランチョンミーティング
を開催しました。

 統計数理研究所の女性研究者が抱える悩み等を共有し、女性研究者が躍進していくために必要な支援ニーズ等についての情報交換・意見交換を行うため、ランチョンミーティングを開催しました。

 当日は、9名の女性参加者がテーブルを囲み、昼食を共にしながら、ロールモデルの先生のライフイベントと研究活動の継続に関するご経験談をうかがいました。気付きを得たのち、予定時間を超える活発な情報交換・意見交換の機会となりました。また、こうした場での話題が本事業の女性研究者支援制度の利用促進につながった例もあり、開催意義を感じることとなりました。

9/20~9/22「女性研究者のための論文執筆合宿セミナー」を開催しました

2015年9月20日~9月22日
女性研究者のための論文執筆合宿セミナー
を開催しました。


 国立情報学研究所軽井沢国際高等セミナーハウスにおいて、「平成27年度女性研究者のための論文執筆合宿セミナー」を開催しました。講師7名、スタッフ3名等を含む総勢23名が、初秋の軽井沢へ集まり、セミナーやネットワーキングに参加しながら論文執筆にも集中する充実した3日間となりました。

 合宿期間中には外部講師による3本のセミナーが開催されました。講師は公益社団法人日本工業英語協会副会長/科学技術英語教育センター長の興野登先生、日刊工業新聞社論説委員兼編集委員の山本佳世子先生、東京大学大学院理学系研究科准教授/広報室副室長の横山広美先生で、論文執筆のポイントについてご講演をいただきました。

 また「ロールモデルに学ぶ」と題し、研究所の垣根を越えて先輩女性研究者のお話を聞く機会を設けました。情報・システム研究機構の郷通子理事、国立極地研究所の東久美子教授、国立情報学研究所の新井紀子教授、国立遺伝学研究所の平田たつみ教授にお越しいただき、研究の内容、研究者としての生き方、これまでの研究者人生の中で行ってきた事柄等についてのお話をお聴きしました。


20日プログラム

13:00-13:20 開会式(主旨説明、オリエンテーション、自己紹介)
13:30-15:30 セミナー① 興野 登氏 「研究者に求められる科学技術英語の攻略法」
16:00-17:30 セミナー② 山本 佳世子氏 「研究費が増やせるメディア活用術」
19:00-20:00 ロールモデルに学ぶ① 東 久美子氏
20:00-21:00 情報交換・ネットワーキング
13:30-18:00 論文執筆

 

21日プログラム

9:00-10:30 ロールモデルに学ぶ② 郷 通子氏
10:30-11:30 ロールモデルに学ぶ③ 新井 紀子氏
13:30-15:00 セミナー③ 横山 広美氏 「分かりやすい日本語解説を書くには?」
15:20-16:00 論文相談会・ワークライフバランス相談会
16:00-17:45 自由討論① (合宿・ROIS躍進プログラムについて)
19:30-21:00 情報交換・ネットワーキング
8:30-18:00 論文執筆

 

22日プログラム 

9:00-10:00 ロールモデルに学ぶ④ 平田 たつみ氏
10:00-11:30 自由討論② (先輩女性研究者との座談会)
11:30 閉会式 解散
8:30-10:00 論文執筆

  参加者は、様々なプログラムへの参加を通して、女性研究者どうしの緩やかな絆を築き、自然豊かな環境の中で論文執筆を行い、充実した3日間を過ごしていました。

なお、論文執筆合宿セミナーの詳細についてはニュースレター第2号にも掲載しています

8/12「郷室長と集う会」を開催しました

2015年8月12日
郷室長と女性研究者の集う会
を開催しました。

 

 国立極地研究所会議室を会場とした集う会は、統計数理研究所より6名、国立極地研究所より3名の参加者があり、女性研究者のみならずURAや事務職員が参集しました。

 最初に郷室長から、「女性研究者のための論文執筆合宿セミナー」について、「参加する女性研究者のニーズに添う内容となるよう、参加者のニーズに合わせて内容を組み立てている」との説明がありました。

 その後、女性研究者から、「女性研究者比率の目標値とその達成見込み」についての質問や、「統計・情報分野では科研Aを取得する女性がほとんどいない。大きいファンドを取る女性を育てることが必要」、「男女共同参画のためには執行部に女性がいると良い」「マネジメント力をつけるために、マネジメントセミナーなどを行うと良い」「大学院生も支援の対象とした方が良いのではないか」等の意見が闊達に出されました。

7/4 国立遺伝学研究所 女性研究者活動支援室・多目的保育室開所式 を開催しました

2015年7月4日
国立遺伝学研究所 女性研究者活動支援室・多目的保育室開所式
を開催しました。

 

 国立遺伝学研究所では女性研究者支援の一環として子育て支援にも力を入れています。子供を連れての転勤には不安がつきものですが、着任前の研究者に三島地区の保育園情報の提供を行いその解消に務めています。

 所内の支援活動の拠点として、また子育て女性者の利便性を図る目的で、多目的保育室兼遺伝研女性研究者活動支援室を所の本館一階に開設し、7月4日にはその開所式を行いました。所員やその家族46名が参加し、多目的保育室の今後の運用についての説明を行い利用者と意見交換を行いました。